母とスマホ

私と弟のスマホを見て母が突然言い出した。
「私もスマホがほしい。」
私&弟「使いこなせないからむだじゃん。」というと、
「やはり流行には乗り遅れたくないから、スマホがほしい。」と返す母。
「スマホで何が出来るの?」と母が言うので、
私&弟「アプリを入れれば何でもできるよ、ほしいアプリがなければ作ればいいよ。」
母、「じゃあ、何が出来るの?」
私&弟「じゃあ、何がしたいの?」と逆に聞く。
母、「電話とメール。それから電話帳。」
私&弟「・・・・・じゃあ、普通の携帯で十分じゃないの!ネット代余分に払う必要ないじゃない。」
「やはり流行には乗り遅れたくないから、スマホがほしい。」と再度返す母。
「今度携帯屋に行ってカタログをもらってくるわ。それに何が出来るか書いてあるでしょう?」という母。もうこうなったら説得は無理なので無視。カタログには機種のスペックが書いてあるだけだと思うのですが。昔はハードによってできることが限られていたのです。今はソフトを入れ替えるという違い。基本的にスマホの意味が理解できてない母でした。

将来この母の相手をしないといけないお店の人、ごめんなさい。

苦笑。

とある会社からの回答。

『また、誠に恐縮でございますが、海外版のSonyReaderや、
海外からのコンテンツのダウンロードにつきましては、
接続環境の仕様が異なりますため、無線LAN接続およびストアへの
アクセス利用はできません。』

だそうで。無線LANって世界基準じゃなかったけ・・・・
なんの接続環境なんだ?突っ込まないで置こうと思うけど。

The following is a reply from a company regarding purchasing SONY READER Store Japan.

I’m very sorry that OverSea version of SONY Reader can not connect nor download contents, science connection specification is different in Japan. You are unable to connect Wifi or Sony Reader store.

Wifi is world standard…should work any where in the world! What is this “connection specification”? I decided not to bring this up further in detail with customer service. What I wanted to know was what is blocking purchase contents in Japan. Regulation? Right to Sell?

ソニーの弱さ

http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A88889DE6E2E5E3E3E6E3E2E0E1E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E0E2E6E0E2E3E0E5E2E0E5
『ソニーの誤算と成算、「キンドル」迎え撃つ老舗の意地 』

ソニーの残念なところ、あの閉鎖的な日本の出版業界を完全に巻き込めないこと。コンテンツが弱い。未だに、ソニーでは日本語の本が海外発行のカードと北米版リーダーで買えない。

こちらに住んでいる人ならわかると知っているとおもうが、本は日本の約二倍以上します。それが原価で買えるようになればもう少しお気楽に日本語の本が買えるようになるのに。それに、活字に飢えてます。買いますよ、本。

今はePub方式が採用されているソニーのリーダーですが、これからアマゾンが日本語の本を発売したら絶対に乗り換える。

日本見聞

すでに日本から帰って2週間以上が経ちました。

ちと感じたこと。

思った以上に地元が寂れていた。
我が家はドーナツの真ん中、人の出はあるが若い人が移り住んでこない。昔は同居していたんだろうけど、今の時代しないよね。

町はほぼ限界集落化している。都市部のおかげでお金を出せば冠婚葬祭ができるので厳密にはちがうだろうけど。60代半ばの親が一番若い方なのですべてのXX会の役員をやっている。(町内会と老人会がほぼ同じメンバー)30代にようやく乗り始めた弟は町内の力仕事にすべて招集がかかっている。

近所の神社。ここは遊び場として開放されていて近所の子どもの溜まり場だった。野球したり、サッカーしたり。私の小さい頃は近所のおじさん、おばさんが遊びの相手やコーチなどをして面倒みていた。今や、子どもが遊ばないのでぺんぺん草が生えている。昔は子どもが遊んだおかげで草も生えることさえも出来なかった。

近所の店が閉まってる。個人商店から企業化しなかったお店が高齢化で閉めてしまった。しかも近所に総合型ショッピングモールが出来たのでさらに拍車をかけた。八百屋、タバコ屋、よろずや、駄菓子屋、写真館。(すごい昭和が流れていた~)

近所のクリーニング屋が閉店になったのはショックだった。わざわざ日本に服を持って帰ったこともあるぐらいなのだ。丁寧手仕事。何を持っていってもいい仕事をしてくれたのに。もちろんお値段は少々お高めだが、何を持っていってもちゃんと生地に合わせて洗濯してくれた。

時代の流れとして許容するべきなのか、街の活性化として何かすべきなのか。迷うところである。

私の両親の両親の世代でまだ健在なのは母の母のみ。祖母以外は短命な家系らしい。

現在90をとっくに過ぎた祖母がいる。実は介護認定を受けるまで、母も私も祖母の年齢を知らなかった。90を過ぎているのに歳をサバよんでた!いつも歳を聞くと『まあ、歳をとってまったで忘れてもうた。75かのう』(名古屋弁で・・・)いつも祖母は75歳。そのうち孫も祖母が歳を取らないことに気が付いた。

熟睡したい

日曜日の夜、友と一緒に食事に車で出かけた。

二車線の道路で右側を走る。十字路に出くわした。
左車線には左折をしようとしてる車一台とその後に直進したい車もう一台。
当然対向車線からは車が来るので、もちろん前の車は左折できない。しかも右斜線には車が走っている。直進したい車は待つことになる。が!こやつ非常に短気らしく、クラクションがんがん鳴らす。

で、何をしたかといえば、急に右側車線変更。そこで友は事故を回避するために、急ブレーキ!かなり強引な割り込み、間一髪でした。私達の車の後ろには後続車はなかったのです。本当に10秒待てばよいだけなのにです。

月曜日、朝起きたらなんだか首が痛いです。横にも向けないし、下にも向けない。寝違えた????なぜ?なんだろう。

夕方になってハット思い出した。そういえば事故りそうになったんだ、友達が急ブレーキかけたんだ。鞭打ち症ですな・・・・

そして、月曜の夜は眠れないというよりは寝返る時に首が痛すぎて目が覚めてしまうのだ。当然火曜日は寝不足。そして火曜日の夜も同じ。あ~あ、ぐっすり眠りたい。

筋肉痛ですわ

最近ボランティアしている団体が新しい施設を運営することになりました。この施設は路上生活者の緊急避難シェルターです。ここから色々な支援(医療、職業訓練、教育)を受けて自立を支援するわけです。

とある別の団体の施設を引き継いだわけなのだがこの施設かなりの手入れが必要なのです。わが団体は非営利団体、お金はできる限り直接支援にまわしたい。ここはアメリカ。DIYの精神でいきます。お金をできるだけ節約するために理事の人たちで壁のペンキを塗りなおすことになりました。理事の人たちって偉そうに座っているだけではないのです。

先週の土曜日朝早くから皆で集まり、みんなでペンキ塗り。そこで突然登場した10年生の団体。なんでも近所の高校生で学校のボランティア活動の一環で来たそうです。10年生、私達がペンキを塗っているのを目撃し、ペンキ塗りのお手伝いを申し出てくれました。おじさん、おばさんを横目に若い高校生達はキャッキャいいながら楽しそうにペンキを塗ってます。女子高生は世界共通だわ。刷毛とローラーを取り合いながらあっという間にペンキ塗りを終わらせる高校生。ありがとう本当に助かりました。おじさんとおばさんはちょっと疲れてきてたところなの。

引率の先生ともお話をしました。これからもっとボランティア活動を発展していきたいそうです。今後とも連携を強めたいと話しました。がんばれ若い高校生、いろんなことを体験するのはいいことだよ。

このおばさんは日曜日には筋肉痛に悩まされることになりました。運動不足だね。

観て良かった

って思う映画って数少ない。

昨日シカゴ国際映画祭で観た映画、エンディングノート。日本人の砂田麻美さんによる初監督映画。がんに侵された自分の父の死を追ったドキュメンタリー。

(ネタばれ防止のためあまり内容についてはかたりません。)

観終って・・・いや、もう打ちのめされましたよ。なんでしょうこの感覚は?自分の父の死なのに、どこか淡々としていてそれでいてなんかもう涙止まりません、しかも笑いもあり。すべて必要要素が詰まっていて、それでいて長すぎない。

ある監督?が言った言葉。(ごめんなさい、誰が言ったかは忘れてしまいました)
部屋に入るシーンを撮るとき、ドアーを開けて実際に入るところを撮らなくても部屋へ入るという行動は観客に伝わる。このドキュメンタリーにはそういった観客の経験や知識によって埋められるところを埋め、余分なシーンはなかった。

先日監督の欲張りすぎシーンの詰めすぎ、それでいて言いたいことがうまく伝わっていない映画(170分!ですよ)を観たあとだったのでこの映画の構成のうまさには脱帽するばかり。

http://www.ending-note.com/

長い道のり

ようやくグリーンカードが取れました。ここまで長い道のりでした。

まず会社の方針として、グリーンカードには直属の上司が了解しないといけない。上司はアメリカで産まれたアメリカン。イミグレ関係など全然知りません。本人は半永久的にビザを延ばせると思っていた様で説得するのに時間がかかりました。最終的には会社が付けてくれた弁護士の説明により納得した様子。

それから・・・バブルがはじけた。会社サポートなので他のアメリカンが私の仕事が出来ないから外国人を雇うことを証明しなければならない。不景気=仕事にあぶれている人がいっぱいいる。代わりが出てくる可能性が大きくなる、代わりが出てきた時点でアウトなのです。しかもそれから1年も待たなければならない。景気回復を期待して時間の許す限り待つ事になった。その間半年以上。それからも日本からの書類を待ったり、いろいろで時間がかかる。かかる。しかも健康診断の予約が一ヶ月先だったり。書類が日本から届かなかったり。(母に頼むとよかれと思ってしているのらしいが・・・私の必要な物は必ずこない。父は何でも母に任せ主義の典型的昭和亭主なので話が通じない。)もし下りないと帰国となるのでストレスだった。なので頭から抹殺。

そういえばと思ったところにようやく私に永住権がおりました。しかもステータスアジャストメントを申請してから3ヶ月で下りました。友達の移民弁護士からだいたい平均4ヶ月から8ヶ月と聞いていたのでちょっとびっくり。弁護士事務所からの連絡では永住権がおりてから実際にグリーンカードが届くまで数週間かかることと連絡がありましたが、事務所もびっくり1週間で届いていました。

カルチャーショック

騒々しいLakeviewからEvanstonに引っ越してきて1週間ちょっとが過ぎた。ちょっとカルチャーショック。

まず、年齢層が上なのだ。20代の若者ばかりだったところから引っ越してくるとだいぶ違う。

Renters insuranceが半額以下になった。

朝散歩していたら見知らぬ人から挨拶された。見知らぬ人にも挨拶するのはアメリカでは良くある事ですが、Lakeviewでは人が多すぎたのか、他人に関わらないのか見知らぬ人には挨拶をしないのです。

横断歩道で道路を渡ろうとして車が通過するのを待っていたら、止まってくれた。一応法律で横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら車は止まらなければならないとあるが、守っている人など知らない。